2007年秋、バレーボールワールドカップのスペシャルサポーターとして華々しくデビューを飾ったHey! Say! JUMP。全員が平成生まれという当時としては画期的なコンセプトと、旧ジャニーズ事務所最多となる「10人組」という大所帯編成は、アイドル界に強烈なインパクトを与えました。
デビューから月日を重ね、2026年を迎えた現在も第一線で躍進を続ける彼らですが、その足跡は決して平坦なものばかりではありませんでした。10人から9人、そして現在の8人体制へと至る変遷のなかで、グループを離れた元メンバーたちはどのような決断を下したのか。本稿では、グループを離脱した森本龍太郎と岡本圭人の脱退理由や退所経緯、そして現在の活動状況まで、一次情報をもとに徹底取材・検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:Hey! Say! JUMPは結成当時の10人から森本龍太郎・岡本圭人の脱退を経て、強固な結束を誇る現在の8人体制へ移行。
- 要点2:森本は未成年時の不祥事による無期限活動休止から退所、岡本は米国演劇留学を経て「役者として生きていく」決意から脱退を選択。
- 要点3:脱退後も岡本は本格派舞台俳優として高い評価を獲得し、森本も独自の発信と表現活動を展開するなど、それぞれの場所で前進を継続中。
【結成当初は10人】Hey! Say! JUMPの人数の推移と歴代メンバーの軌跡
グループの歴史を紐解く上で欠かせないのが、メンバー編成のダイナミックな変遷です。2007年9月21日、横浜アリーナで開催されたジャニーズJr.のコンサート内で電撃結成が発表された際、ステージに立ったのは以下の10人のメンバーでした。
兄組である「Hey! Say! BEST」の5人(薮宏太、髙木雄也、伊野尾慧、八乙女光、有岡大貴)と、弟組である「Hey! Say! 7」の5人(岡本圭人、山田涼介、中島裕翔、知念侑李、森本龍太郎)による混成チームとしてスタート。グループ名は「Hey! Say! to Jump to the New Era(平成の時代を高くジャンプしていく)」という願いが込められていました。
しかし、2011年に最年少メンバーであった森本龍太郎が活動を休止し、事実上の9人体制へ。その後長らく9人での安定期を築き上げましたが、2021年4月に岡本圭人が俳優業へ専念するためグループを離脱。これにより、グループは現在の8人体制へと移行しました。決して少なくないメンバーの離脱を経験しながらも、Hey! Say! JUMPがトップランナーであり続けられる背景には、痛みを分かち合いながら培ってきた確固たるチームワークが存在します。
森本龍太郎の退所経緯と現在|未成年喫煙報道の真相から再始動まで
最初にグループを離れることとなったのが、当時最年少メンバーとして愛されていた森本龍太郎です。2011年6月、週刊誌に過去の喫煙写真が掲載されたことを受け、事務所は事実関係を認めた上で森本に対し無期限の芸能活動休止処分を下しました。
当時16歳という若さでの不祥事は世間に大きな波紋を広げました。その後、本人の復帰が期待される声もありましたが、高校卒業のタイミングなどを経てもグループへ合流することはなく、公式サイトのプロフィールから静かに名前が削除される形で事実上の退所となりました。
芸能界から距離を置いた森本は、海外留学や一般企業での勤務などを経験。その後、2016年にダンスボーカルユニット「ZERO」を結成してメインボーカル兼プロデューサーとして活動を再開させ、多くのファンを驚かせました。後にグループを卒業し、一時は芸能界からの完全引退を示唆したものの、近年はYouTubeチャンネルの運営やアーティストのプロデュース、トークイベントなど、自身の言葉と表現力で精力的な発信を続けています。過去の過ちを真摯に受け止めつつ、自らの足で新たなキャリアを切り拓く姿には、今なお温かいエールが寄せられています。
岡本圭人の脱退理由と俳優活動|留学を経て下した「役者の道」への決断
森本の離脱から約10年後、グループに再び大きな転機が訪れます。メンバー屈指の語学力を誇り、温厚な人柄でグループのバランサーとなっていた岡本圭人の脱退劇です。
発端は2018年6月、岡本が演劇を本格的に学ぶため、米ニューヨークにある名門演劇学校「アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ(AADA)」へ留学すると発表したことでした。当初は「2年間の留学を終えた後はグループへ復帰する」という約束のもとでの活動休止であり、メンバーもファンの多くも復帰を疑っていませんでした。
ところが、2020年の学校卒業を経て、2021年4月5日に発表されたのは復帰ではなくグループからの脱退でした。岡本は公式サイトのメッセージで、過酷な演劇学校での学びを通じて「一人の人間として役者としての道を歩んでいきたい」という強い覚悟が芽生えたことを告白。グループに甘えることなく、自らの表現を追求するために下した苦渋の決断でした。事務所にはタレント・俳優として残留し、ソロ活動をスタートさせています。
脱退後の岡本は、舞台『Le Fils 息子』で実父である岡本健一と舞台初共演を果たし、読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞するなど、その演技力は演劇界で極めて高く評価されています。ミュージカルやストレートプレイを中心に確かな実績を積み重ねており、安易なアイドル人気に頼らない「本物の舞台俳優」としての地位を確立しました。
旧ジャニーズ激動期における脱退の真相|不仲説は事実なのか
アイドルグループのメンバー離脱において、常に囁かれるのが「メンバー同士の不仲説」です。Hey! Say! JUMPにおいても、岡本の脱退発表当時はネット上で様々な憶測が飛び交いました。「留学から戻ると言っていたのに裏切りではないか」「他のメンバーと温度差があったのではないか」というファンの困惑と反発の声が上がったのも事実です。
しかし、取材関係者の証言や当時のメンバーの発言を丹念に追うと、不仲という単純な構図は見当たりません。脱退発表直前に行われたファンクラブ限定の配信ライブでは、メンバー全員が揃って出演し、岡本を笑顔で送り出す場が設けられました。山田涼介をはじめとするメンバーは「自分勝手な決断だと怒る気持ちがゼロだったわけではない」と本音を吐露しつつも、岡本の並々ならぬ熱意と覚悟を理解し、背中を押す選択をしています。
事務所の体制変革や時代の移り変わりという激動の波に晒されながらも、大人になったメンバー同士が腹を割って議論を尽くした結果が「それぞれの夢を尊重し合う脱退」でした。現在でもメディア等で互いの活躍について言及することがあり、遺恨を残した決別ではなかったことが証明されています。
【脱退メンバーの現在まとめ】森本龍太郎と岡本圭人の2026年最新動向
ここで、Hey! Say! JUMPを離れた2人の元メンバーが、現在どのような活動を展開しているのかを一覧で整理します。
森本龍太郎の現在:
不定期なクリエイティブ活動やSNS・動画配信プラットフォームでの発信を継続。過去の経験を糧に、表現者としての自由なスタンスを維持しています。かつての仲間たちとは異なるフィールドにいながらも、自立した表現活動を地道に紡いでいます。
岡本圭人の現在:
舞台・ミュージカル界の若手実力派としてオファーが絶えない存在に成長。STARTO ENTERTAINMENT所属のソロ俳優として、ブロードウェイ作品の日本版や名作戯曲の主演を数多く務めています。卓越した英語力と本格的な演技指導で培った表現力は、演劇関係者からも絶大な信頼を獲得しています。
8人で築き上げた強固な絆|Hey! Say! JUMP現在のメンバーと新境地
2人の旅立ちを経て、現在のHey! Say! JUMPは山田涼介、知念侑李、中島裕翔、有岡大貴、髙木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太の8人で活動を続けています。
人数が減ったことをマイナスと捉えるのではなく、メンバー各自がバラエティ、報道番組、俳優業、音楽プロデュースなど多角的なフィールドで個々のスキルを研鑽。全員が三十代を迎えた現在、グループの結束力とパフォーマンスの成熟度はデビュー当時を遥かに凌駕しています。激動の時代を乗り越えてきたからこそ醸し出される大人の余裕と、結成当初から変わらない親しみやすさが共存する稀有なグループとして、今もなお熱い支持を集めています。
【Hey! Say! JUMPの脱退メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Hey! Say! JUMPの結成当初の人数は何人でしたか?
A1:結成当初は10人でした。薮宏太、髙木雄也、伊野尾慧、八乙女光、有岡大貴、岡本圭人、山田涼介、中島裕翔、知念侑李、森本龍太郎の10名で2007年にデビューしました。
Q2:岡本圭人はなぜ事務所を辞めずにグループだけを脱退したのですか?
A2:2年間の米国演劇留学を経て「役者として一生を生きていきたい」という強い覚悟が芽生えたためです。アイドルと俳優の両立ではなく、演劇の道に専念するためにグループを脱退しましたが、役者活動を継続する基盤として事務所にはそのまま残留する選択を取りました。
Q3:森本龍太郎の現在の姿を見ることはできますか?
A3:森本龍太郎は個人の公式YouTubeチャンネルや各種SNSアカウントを開設しており、現在の活動や日常の様子を発信しています。ファンとのコミュニケーションイベントを開催することもあり、公の場でその姿を確認することが可能です。
まとめ:変化を力に変えて進化を続けるHey! Say! JUMP
10人から始まった物語は、メンバーの離脱という試練を経て、洗練された8人体制へと昇華しました。森本龍太郎と岡本圭人が選んだ道、そして彼らを送り出した8人が守り続けるステージ。それぞれが選んだ選択肢の正しさは、今この瞬間に見せている真摯な活躍ぶりそのものが証明しています。
過去の痛みを糧に進化を遂げたHey! Say! JUMPと、自らの信念を貫いて自立した元メンバーたち。互いに刺激し合いながら歩み続ける彼らの未来に、今後も目が離せません。 (出典: hey say jump 脱退 メンバー(Yahoo!ニュース))